シリコンバレーに来て感じた3つのこと
バタバタしていて、更新しませんでした。
週1回くらいは更新したいと思います!
■今の状況
・自分が渡米して2ヶ月、家族が来て1ヶ月たった
・仕事もある程度型を掴めてきた(まだまだ現状維持レベルで)
2ヶ月で感じた日本との違い。
結論としてはシリコンバレーのエコシステムがスゴイ!
1.実行主義
photo by William Hamon (aka Ewns)
とにかく「実行した人」が偉い。失敗しても成功しても"実行"こそが全て。
さらに、その実行に対してお金を投資するエンジェル投資家のエコシステムがある。
失敗を積んでいる人には、次から投資も入りやすい。
日本だと格差社会って否定的な言葉だけど、米国の格差社会は"役割"として存在している。
使う側と使われる側がハッキリしているからこそ、勉強して、成果を出して頑張るというモチベーションに繋がる。
要するにアメリカンドリームがある。逆にサボれば簡単にどこまででも落ちれる。
日本の場合、バイトも含めて、一定の給料は貰えるし、サボっても企業はなかなかクビにはしないしなぁ。
逆に企業内で事業を作っても、個人として大きいお金が入るわけでもない。
日本は良くも悪くもセーフティネットの基準が高く、資本主義になりきれていない。
3.移民の国であること
息子の小学校も娘のプリスクールも住んでいるアパートも、商談先もカナリ多人種。
住んでいるアパートはインド人が多いし、近くのスーパーは中国系スーパーだし。
言語も英語100%だと思ってたら、スペイン語や中国語があっちこっちから聞こえてくる。
(たぶん西海岸だからだと思う)
ただこの民族の多様性こそが、シリコンバレーの強み。
多様な視点、人材の流動性、各国マネーの流入、グローバル展開などのメリットは、
母国語でない英語というコミュンケーションギャップを差し引いても、充分メリットがある。
小学校も言葉が通じないこと前提の学校になっているし、
日本だったら小学校に外人がいたら完全に浮くけど、そんな文化は一切ない。
日本のラクビーで「外国人選手」の活躍って言ってるけど、帰化した「日本人」ですから!!
日本はいい国なんだけど、世界の人口の中ではマイノリティである自覚が今までなかったなぁ。
「井の中の蛙、世界を知る」と感じた2ヶ月間でした。