「2016年の振り返り」と 「2017年にやりたいことと決意」
2017年あけましておめでとうございます!
アメリカに住んでいるとあまり「お正月」を感じないため、あまり年が変わった気がしないので、ブログで振り返りと抱負を。
2016年もあっと言う間に過ぎ、いつの間にかアメリカ生活も1年半を過ぎました。
今年一番嬉しかったことは何と言っても息子が英語を喋れるようになってきたこと。クラスに日本人1人しかいない環境の中、成長が何より嬉しい!!
■2016年の振り返り
◯ニフティでの事業開発「2件」達成
Business Developerとしてこれほど嬉しいことはないです。
実際に日本での売上も立ってきており、成果を出せたことは何よりも大きいかった。
◯MODE,incへの投資
事業開発とは別にMODE社への役員含む日本のチームメンバーと投資。
シリコンバレーのSeedに共同事業開発で投資するのはNIFTYでは初めて?
多くの人に助けられて実行できたと本当に思う。
◯事業開発コミュニティ「SUKIYAKI」の活発な活動
一昨年(2015年)末に立ち上げたシリコンバレー事業開発コミュニティ「SUKIYAKI」が1周年を迎えて、2016年はクローズなイベントも含め20回近くのイベント・勉強会を開催できた。メディアにも日経新聞やダイヤモンドにも取り上げられて、少しずつ「日本を元気にする」活動を世の中にアピールすることができたと思う。
☓ 自己研鑽の時間を取れなかった
特に本をよむ時間が取れなかった。シリコンバレーでのお師匠に「年間50冊読むべし」とアドバイスいただいたのに20冊止まりだった…。知識や英語の勉強が全然足りていない…反省…。。。
☓ 不健康
日本に合わせた深夜までの仕事、運動不足による2kg増…不摂生…
Fitbitで日本メンバーの歩数の半分以下しか歩いていないという…。。。
■2017年にやりたいこと
- 事業にもっと入り込む
2016年はソーシングからの紹介(説得)+提携サポートが中心となっていたけど、自分のやりたいことは「事業」。シリコンバレーのテクノロジーや人脈を使ってもっと大きな事業に関わっていきたい。そのためにも、より多くの人に会い、実行し、流れを自分から作っていく動きをしていく。
- Pay it Forward
自社だけじゃなく他社、地元山梨も含めて、自分が学んがコトや体感したコトを日本を元気にするために使っていきたい。そのためにもSUKIYAKIの活動やプロボノ活動を通して、多くを学び、色んな所に首を突っ込んでいきたい。
自分がしてもらった様に若い層を中心にPay it Forward(恩送り)していきたい。 - 文武両道≒学習と健康
本を読む、英語の勉強をする、運動をする。そしてブログを最低月1更新する!
■2017年の決意
今年のテーマは「探索」。ビジネスもそうだし自分自身の「探索」も含めて、今までやってなかったことに積極的に挑戦していく年にしたい!
人生そのものを楽しく過ごす、快楽主義者であり続けたいし、「仕事は人生で最大の暇つぶし」をモットーのしているので、2017年も楽しんで参りたいと思います!!
シリコンバレーに来て感じた3つのこと
バタバタしていて、更新しませんでした。
週1回くらいは更新したいと思います!
■今の状況
・自分が渡米して2ヶ月、家族が来て1ヶ月たった
・仕事もある程度型を掴めてきた(まだまだ現状維持レベルで)
2ヶ月で感じた日本との違い。
結論としてはシリコンバレーのエコシステムがスゴイ!
1.実行主義
photo by William Hamon (aka Ewns)
とにかく「実行した人」が偉い。失敗しても成功しても"実行"こそが全て。
さらに、その実行に対してお金を投資するエンジェル投資家のエコシステムがある。
失敗を積んでいる人には、次から投資も入りやすい。
日本だと格差社会って否定的な言葉だけど、米国の格差社会は"役割"として存在している。
使う側と使われる側がハッキリしているからこそ、勉強して、成果を出して頑張るというモチベーションに繋がる。
要するにアメリカンドリームがある。逆にサボれば簡単にどこまででも落ちれる。
日本の場合、バイトも含めて、一定の給料は貰えるし、サボっても企業はなかなかクビにはしないしなぁ。
逆に企業内で事業を作っても、個人として大きいお金が入るわけでもない。
日本は良くも悪くもセーフティネットの基準が高く、資本主義になりきれていない。
3.移民の国であること
息子の小学校も娘のプリスクールも住んでいるアパートも、商談先もカナリ多人種。
住んでいるアパートはインド人が多いし、近くのスーパーは中国系スーパーだし。
言語も英語100%だと思ってたら、スペイン語や中国語があっちこっちから聞こえてくる。
(たぶん西海岸だからだと思う)
ただこの民族の多様性こそが、シリコンバレーの強み。
多様な視点、人材の流動性、各国マネーの流入、グローバル展開などのメリットは、
母国語でない英語というコミュンケーションギャップを差し引いても、充分メリットがある。
小学校も言葉が通じないこと前提の学校になっているし、
日本だったら小学校に外人がいたら完全に浮くけど、そんな文化は一切ない。
日本のラクビーで「外国人選手」の活躍って言ってるけど、帰化した「日本人」ですから!!
日本はいい国なんだけど、世界の人口の中ではマイノリティである自覚が今までなかったなぁ。
「井の中の蛙、世界を知る」と感じた2ヶ月間でした。
円からドル受け取り
海外旅行だけしか経験がないので、基本的には空港で円をドルに変えるくらいしか、
やったことがなかったけど、今回はいろいろ調べて安くするコツを考えてみた。
それで大きくハマったわけですが、、、
1.円をドルにする
赴任だと、最初に車買ったり、家具買ったりいろいろと大きな費用が発生する。
数百万単位で移動しなければならないと、両替手数料や海外送金手数料(4000円/回)がバカにならない。
外貨MMFでマネックスに預けていたが、ドルでの受け取りはできなかった…。
マネーパートナーズ(FX)経由のシティバンクの外貨キャッシュカードというのをやってみた。
このサイトが詳しいので、読んでいただくといいと思う。(でもコレは海外旅行である罠)
なんとか、円→USDを安く両替ができてシティバンクの口座に入っている状態には出来た。
2.ドルを引き出す
ここで罠にハマった。そもそもシティバンク外貨キャッシュカードは日本の口座であって、
アメリカの口座ではないというところに気付かなかったMr.Domesticな自分が悪い。
- 罠1:暗証番号がシティバンク口座と外貨キャッシュカードの番号では違う
- 罠2:暗証番号が送ったと言われたが多分来てない(再発行、要受取)
- 罠3:一日$100くらいしか下ろせない設定になっている(最大$3000)
- 罠4:設定変更にトークンってやつを申し込まないといけない(要受取)
- 罠5:ATMは$20紙幣でしか出てこない
- 罠6:マルチマネー口座では引き出せないので、米国ドル預金口座に振り替える必要がある
- 罠ではないが、シティバンクの口座は条件満たさないと有料。
LINE電話で国際電話経由でサポートに連絡し、嫁にもろもろ受取ってもらって、
上記の罠を全部クリアしなんとか、現金GET。
日々$3,000おろすと、$20札で財布に入らない程札があふれる。
3.銀行に持っていく
明後日、大量の札束持って銀行に行きます。。。
結局使わなかったけど、SIBレミットってのが安いらしい。
米国赴任したらやることまとめ
また半分くらいしか終わっていないですが、備忘録として書きます。
カリフォルニア州、サンフランシスコ、ペニンシュラエリアの情報です。
- スマホ、ネットワークの手配(7/19)
まずは連絡手段、通信手段をGETしないと。
意外とアメリカは電話社会。日本よりも電話番号が必要なケースが多い。 - 銀行口座の開設(7/20)
コレ必須。しかもシティバンクの外貨キャッシュカードにハマった。(後述)
日本ではまず使わない小切手の文化もあるし、お金まわりは要注意! - ソーシャルセキュリティナンバー(SSN)の申請(7/21)
何かと必要なSSN。社会保険番号。日本では今度始まるマイナンバーってやつ。
英語での面接があります。
持ち歩くな、大事にしまえとみんなから脅されます。 - 家の手配(7/22)
サンフランシスコ、シリコンバレー一帯は世界一家賃が高い。
家族で住むための普通のアパートメントでも日本なら六本木ヒルズに住めるレベル。
2LDKとかの表記は日本のものなんですね。こっちだと2Bedroom/2Bathroomとか言う。
2つ風呂いらんから、大きい風呂にして欲しい。
家は殆どCraigslistに情報が出ている - 車の購入(7/25)
完全に車社会。中古車でもそんなに安くはない。
購入は日本よりも簡単で、完全にモノとしての車扱い。車庫証明とかいらない。
100000mile(160,000Km)なんて走っている車が普通に多い。 - 保険の加入(7/31)
自動車保険は外国からの人間だからかこれも高い。
借りるときも家の保険の加入を義務付けられる。(テナント保険というらしい)
自動車保険+テナント保険の保証上乗せするアンブレラ保険というのもある。 - 運転免許の取得(未完)
California Department of Motor Vehicles(DMV)というところで取るらしい。
SSNがないと受けれない。
日本の免許証でも乗れるけど、2週間以内だかに取らないといけないという決まり。
国際免許証は英訳した免許証として持っていた方がいい。 - 米国発行クレジットカードの手配
クレジットヒストリー(クレジットカードを使った履歴)がないので、信用がなく作れない。
でも、ドル建てで給料が出るので日本のクレカだと為替差異がキツイ。
なので、ANAUSAカードを日本で申し込んだ。受け取りは米国オフィス。年会費$70、$1=1マイル
最初の6ヶ月間$20000/月がが上限になるらしい。銀行口座やSSNは後日申請可能。
会社の指定がJALなのでJALUSAカードにすればよかったかなぁ…。。日本ではANAマイラー。。 - 家のネット手配(未完)
携帯のテザリングという手もあるけど、子供がスプラトゥーンやると1GB/時間くらい掛かるらしい。
そしてこっちのxFinity by Comcastは値段も高いし、卸モデルらしく値段が不明確…
テレビはどうせ見ないので、ネットだけにしてNetFlixを申し込む予定。 - 家具調達(未完)
嫁がオレには選ばせてくれないのでPalaAltoのIKEAで布団とタオルだけ購入。
小さいものはともかく大きい物はびびなび
小学生1年生(6歳)と幼稚園年少(3歳)がいるので、上記以外に。
- 小学校の入学手続き(未完)
基本的に家(住所)が決まらないと入学手続きはできない。
アメリカは学区の良し悪しがハッキリしているらしく、家を決めるときは学区を見ないとだめ。
学校の評判はGreatschoolというサイトで比較もできる。
夏休みとかもあり、なかなか手続きできない…。。。 - 幼稚園の入学手続き(未完)
こちらは学区が無いため、いい幼稚園は取り合いみたい。
KindergartenってのとPreschoolってのがあるらしい。
下の子の方はまだ調べてないので… - 補習校の手続き(未完)
日本に帰国した時に日本の勉強に遅れないようにする学校
一言で言えば塾。サンフランシスコとサンタクララにあるっぽい。
コレもまだ調べていない…後述
何気に生活のセットアップにやることが多い。
違う国に住むんだから当たり前かw
わからなければ@oreteki2へMentionください。気づけばご相談に乗ります!
帰着後、まずやったこと
スマホと回線の調達
コレに尽きる。
日本とアメリカでは対応バンドが結構違うので、
日本からの持ち込み機種は要注意。特にau。
<機種>
日本からAmazon.comで購入して同僚の家に送ったZenfone2。
2.3GhzCPU,4GBMemory,64GBStorageのSIMフリーで $299+tax。
サイズはiPhone6Plusと同じ、5.5インチ。安いなぁ。
<回線>
VerizonとSprintはバンドがちょっと変わっている?らしく、AT&TかT-Mobile。
挑戦的に戦っているっぽく見えるT-Mobileにしようと、Zenfone持ってT-MobileShopへ。
ソーシャルセキュリティ(SSN)がないので、今回はプリペイドを契約。
電話・メールし放題、データ通信5GBまでLTEが使えて$60のプラン。
クレジットカードでチャージもできるので、ほぼポストペイドと変わらないような。。。
嫁とデータシェアしたいし、SSN取ったら契約し直すけどねw
特段ストリーミングも使っていないので、現在2週間で1GBくらい。
実際はオフィスや店舗のWi-Fi環境が日本より整っているので、1ヶ月2G〜3GBでいいのかもしれない。
2回線のUnlimtedDataキャンペーンが終わってしまったので、とりあえずは↓を契約する予定。
T-Mobile回線速度さくさくだし、通信料アプリも使いやすいし、
個人的にはオススメします。
こっちの土管屋はサービス側には行かずにアクセサリー販売とか中心なんだ。
その後、生活用品といっても当面ホテル住まいなのでビールと水をSAFEWAY買って、
準備完了。
7/19 0:05 JAL02便にて発
iPhone解約して売ったので、iPadで取ったので、極端にデカイw
(ちなみにiPhone5s一年使用したのが34,000円で売れた)
JAL02便0:05発(通称社畜便)で渡米しました。
出発時トラブルがあったのは、荷物詰めすぎて38.5Kg。
受付のお姉ちゃん「23Kgまでです、荷物出しますか?」
俺「(15kgも出せるかよw)有料でいいです」
受付のお姉ちゃん「6万円です」
俺「(会社に請求できるよね?諦めるしかない)ハイいいです」
流石、経営再建したJALはここらへん厳しいですね。
10時間のフライトですが、iPadに漫画詰め込んできたけど、
9時間以上寝て、SFO着。
しかしイミグレ(出国審査)が長蛇の列で3時間半待ち…。。。
待っていくれたAZさんほんとすみませんでした…。
その後、ホテルの下にある馬車道で飲んで、速攻就寝。
寝る力は誰にも負けない気がするw
一日目はコレにて終了。